16-1白い貴婦人SM

人と人とのいい関係はどうすれば築けるのか、という
ことを考えてみます。

その前に基本的なスタンスがひとつあります。それは
ひとは自分と異なる存在である
ということです。

価値観、人生観は人間皆違います。百人いれば
百の個性が、一億人いれば一億の個性があります。
たとえ親兄弟といえども、ものの見方、価値観は異なって
いるのです。

「価値観は人により異なっていて当たり前」と考えるほうが
「価値観はみんな同じはず」と考えるより、はるかにストレスが
ない生き方ができます。

なぜなら後者の場合、自分の価値観を中心にして相手の
価値観を測るので、自分と同じでないと何となく落ち着かなく
なるのです。
いじめや排除の心理はここから生まれてくると思います。

ひとは自分と異なる存在であって、価値観が異なって当然だ、
と唱えてください。
「この人はそんな考え方をする人なんだ」という風に
ニュートラルな気持ちでいればうまく相手を受け入れられます。

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ではもう一歩進んで考えましょう。
相手としっかりした人間関係を築きたいなら、相手をリスペクト
しなければなりません。

どうしたら価値観が違う相手をリスペクトできるのか。
簡単ないい方法があります。
相手の長所を見つけることです。

誰でもいいので、試しに友達や知り合いのひとりを思い浮かべて
長所を探してみて下さい。意外と難しいことに気づくでしょう。
実は人間は他人の短所を見つけることは得意ですが、長所を
見つけるのは不得意なのです。

ちょっとしたコツがあります。
「自分にないもの」「自分が持っていないもの」を相手のなかに
探してみるのです。

例えば、
自分は理科系で知性派だが、アートや文化系はに苦手だ。
相手は感性が自分以上に優れているかもしれない・・・・
あるいは、相手は自分より心優しい人間かもしれない・・・
という風に。

小さいことでも構いません。相手の長所と思う点をリストアップ
してみて下さい。できれば10以上。
これはあなたの人間力を鍛える訓練になるかもしれません。
こうした作業を通して相手に小さな関心を向け続けて下さい。

効果はすぐ現れないかもしれません。
しかし何か月か努力を継続していると、あるとき
相手の態度が好転していることに気づいてあなた自身が
驚くことでしょう。

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いい人間関係を築くにはコツがあります。
身に付くまで練習する必要がありますが、ちょっとした努力を
重ねるだけで得られるメリットは絶大です。
ぜひ一度お試し下さい。