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週1回、水彩画のクラブに参加しています。
先日静物画を描きながら、あることに気づきました。
対象となるものに”トキメキ”を感じるときと、感じない
ときがある、ということです。

”トキメキ”があると、絵を描きながら楽しくなってくる
ので、完成が早いのです。
今回は会員の方が自宅から持って来た見事な
カラスウリが目を惹きました。籐籠の質感とともに
秋の季節が心地よく感じられるモチーフでした。

”トキメキ”がないときでも絵は描けますが、出来は良く
ありません。
戸外のスケッチでも、ポイントを見つけることに時間を
掛けなさい、と言われます。
”トキメキ”とは、一体何なのでしょうね・・・

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”トキメキ”の中身は、「成功への道筋が心地よく見える」
ことではないでしょうか。
そこには複数の要素が含まれていますので、少し分析して
みましょう。

第一に、自分が「心地よく感じ」ていることです。それは自分の
感性、価値観に合致していることを意味しています。
第二に、それを遂行して完成させる能力がじぶんにはある、と
いう確信があることです。
第三は、それにより他人のために役立ち、楽しませることができる、
と強く思えることです。

”トキメキ”は電流が走るような一瞬の出来事ですが、そこには
今述べたような思考活動が脳内で起きていると思われます。
それは客観的に検証しようもないものですが、恐らくそのひとの
知識や経験の量によって異なってくるのでしょう。

つまり、知識・経験量が十分なひとの”トキメキ”は、そうでないひと
の”トキメキ”よりも成功率は高いのです。
巨匠と呼ばれる画家の”トキメキ”で書かれた絵は100%近い成功率
でしょうから、私のような「日曜画家」の”ヒラメキ”と比べてはるかに
成功率は高い、ということです。
経験値、技量が裏付けられていることが条件であることは
言うまでもありません。

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話は変わりますが、何か事業を始めるときにもやはり
”トキメキ”が大事です。
ある事業を始めたいと思うとき、これは成功できそうだ、
という”トキメキ”があるかないかで、その後の成否が決まる
のだと思います。
そのメカニズムは絵の場合と変わらないと思います。

もっとも事業の場合、完成へのプロセス期間は絵の場合よりも
はるかに長期なので、”トキメキ”をもっと長く持続させる”モチベーション”
が大事になってくるのですが。


(2014.11.9)